2013年3月13日水曜日

偶然の中にある、やんわりとした何か。 - Zapuniプロジェクトの映像作品「blossom」を見て -



震災で被災した地域や子供たちを支援するチャリティ団体のZapuniが制作して3.11に公開したというアニメビデオ「blossom」を見て朝からちょっと泣いた。
最近はもう涙腺こわれっぱなしだからさ。
三回見てようやく鼻水止まった。
そしたらあるシーンに、見覚えがあることに気がついた。

これ、一昨日見たばかりだ。
実写で、いや、肉眼で。
そのときiPhoneで撮ったのがこれ。かなり拡大してるけど。↓


一昨日は3月11日。
ひとりで海にいたら、14:46の汽笛のあと一群のカモメがやってきて、輪になって空に昇っていった。そしてじきに太陽の光の眩しさに吸い込まれて見えなくなった。それがそのときの感情と相俟って、強く記憶に残ったんだ。

そしたら今日見たアニメーションにこれとほとんど全く同じシーンがあったので、制作者もこういう光景を見てあれこれ想像したのかなあと思いつつ、同じ3.11という偶然の中にある、やんわりとした何かを感じたりしたわけです。

実際にあんな風に太陽を取り囲んで飛んでいたら眩しくて見えたもんじゃないとは思うけれども、そこはまあ演出として、良い映像でした。

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